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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻13号

1987年12月発行

文献概要

臨床研究

早期胃癌切除例1,028例における再発死亡例の検討

著者: 細川治1 山崎信1 津田昇志1 渡辺国重1 中泉治雄1 山道昇2

所属機関: 1福井県立病院外科 2金沢医科大学病理

ページ範囲:P.1983 - P.1986

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はじめに
 従来よりわれわれは,胃癌治療成績の向上という目的には治療法の改良も重要であるが,第一義的には可能な限り初期の段階の胃癌を発見して治療を開始する,すなわち「early detection, early resection」が最上であるという方針で診療を行つてきた.それゆえ近年における当施設における切除胃癌中の早期胃癌の割合は50%を越え,また5mm以下の微小胃癌の数もこの5年間で倍増している,とはいつても早期胃癌の手術後の追跡調査ではやはり再発死亡する症例1)が存在している.今回は早期胃癌全体と比較することにより,どのような症例が再発危険性が高いかの検討を行つてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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