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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻3号

1987年03月発行

特集 消化管のEmergency—穿孔・破裂

消化管穿孔—診断手技の基本と最近の進歩

著者: 島津久明1 吉中平次1

所属機関: 1鹿児島大学医学部第1外科

ページ範囲:P.283 - P.289

文献概要

 消化管の穿孔ないし破裂の原因にもいろいろなものが含まれ,その後に生ずる病態は当然のことながらその原因や発生状況によつて異なる.発生後の経過時間も病像をさまざまに修飾する.診断に際しては,これらの点を十分に念頭におく必要がある.診断の実際では,従来からの問診,理学的所見および簡単に実施可能な一般検査所見が基本になり,これらの重要性は現在も変りがないが,最近,超音波検査やCTなどの新しい画像診断法の導入が診断精度の向上に大きく貢献するようになつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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