文献詳細
特集 消化管のEmergency—穿孔・破裂
消化管穿孔の対策—食道のInstrumental perforation
著者: 小野澤君夫1 鍋谷欣市1
所属機関: 1杏林大学医学部第2外科
ページ範囲:P.309 - P.312
文献概要
診断には,臨床症状に加えて,頸部・胸部・腹部の単純X線撮影が重要である.皮下気腫・縦隔気腫・縦隔陰影拡大・腹腔内遊離ガスなどの所見がみられる.
禁食・中心静脈栄養・抗生物質投与などの保存的治療に加え,頸部からの縦隔ドレナージ・胸腔ドレナージ・穿孔部縫合などの手術的治療を早期に行うのがよい.
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