icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻3号

1987年03月発行

文献概要

座談会

胆道手術のDo's & Dont's—胆摘から再建まで

著者: 原田昇1 佐々木睦男2 竜崇正3 宮川秀一4 高田忠敬5

所属機関: 1長崎大学医学部第2外科 2弘前大学医学部第2外科 3千葉県がんセンター外科 4藤田学園保健衛生大学外科 5帝京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.359 - P.370

文献購入ページに移動
 胆道手術は,画像診断法の進歩とも相俟つて,第一線外科医が最も遭遇する機会の多い手術のひとつになつてきた.キャローの三角部に代表される解剖学的繁雑さと,より細かい手技が必要とされる肝管,胆管,門脈,血管等の処理は,それゆえに外科医の醍醐味と,その技量を問われる手術のひとつに数えられている.
 本座談会では,この領域の術者の立場あるいは前立ちの立場として豊富な経験をおもちの4先生に御参集いただき,各先生の工夫,その拠りどころを高田先生の御司会で臨場感あふれる形でひき出していただいた.
 Do's & Don'tとは,さしずめ,やるべきこと,やつてはならないこと,とでも解すべきか.
 手術場での討論を彷彿とさせるこの座談会が読者諸先生の明日からの臨床にお役に立てれば幸甚である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?