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臨床報告
腹部超音波検査にて診断しえた急性輸入脚閉塞症の1例
著者: 佐々木真理1 柳澤融1 時田博2 藤沢義久2 小野田英雄2 加藤紘一3 鈴木忠4
所属機関: 1岩手医科大学医学部放射線科 2小野田病院外科 3小野田病院内科 4小野田病院放射線部
ページ範囲:P.547 - P.551
文献購入ページに移動急性輸入脚閉塞症は胃切除後に稀に生ずる重篤な合併症であり,早期の外科的治療が必要とされている.本症は急性膵炎に類似した病態を示すため.しばしば診断に苦慮するが,最近,本症の診断に対する超音波検査,CTの有用性が注目されている.
今回,われわれは腹部超音波検査にて急性輸入脚閉塞症と診断でき,早期に手術しえた1例を経験したので報告する.
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