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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻4号

1987年04月発行

文献概要

臨床報告

腹部超音波検査にて診断しえた急性輸入脚閉塞症の1例

著者: 佐々木真理1 柳澤融1 時田博2 藤沢義久2 小野田英雄2 加藤紘一3 鈴木忠4

所属機関: 1岩手医科大学医学部放射線科 2小野田病院外科 3小野田病院内科 4小野田病院放射線部

ページ範囲:P.547 - P.551

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はじめに
 急性輸入脚閉塞症は胃切除後に稀に生ずる重篤な合併症であり,早期の外科的治療が必要とされている.本症は急性膵炎に類似した病態を示すため.しばしば診断に苦慮するが,最近,本症の診断に対する超音波検査,CTの有用性が注目されている.
 今回,われわれは腹部超音波検査にて急性輸入脚閉塞症と診断でき,早期に手術しえた1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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