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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻5号

1987年05月発行

文献概要

特集 外科医のための超音波応用診断手技

超音波内視鏡診断のテクニック—結腸・直腸

著者: 小西文雄1 洲之内広紀2 武藤徹一郎2

所属機関: 1自治医科大学消化器一般外科 2東京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.577 - P.584

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 上部消化管の病変に対して用いられて来た超音波内視鏡装置は,大腸においても,癌の深達度診断やリンパ節転移の診断を目的として用いられている.超音波内視鏡により大腸壁の層構造が描出され,精度の高い深達度診断が可能であり,治療方針の決定に有用である.しかし,現在市販されている装置では,S状結腸より口側への挿入が技術的に困難である.この点,今後,装置の改良がなされるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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