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臨床報告
von Recklinghausen病に合併した小腸平滑筋肉腫の1例
著者: 林勝知1 千賀省始1 日野晃紹1 鬼束惇義1 広瀬光男1 白井直樹2
所属機関: 1岐阜大学医学部第1外科 2太田病院外科
ページ範囲:P.669 - P.672
文献購入ページに移動von Recklinghausen病(以下本疾患)は皮膚および末梢神経に発生する神経線維腫,Café au lait spotsと呼ばれる特有な色素斑,骨変化,眼変化,精神症状など多彩な症候を呈する遺伝性疾患であるが1),本症に小腸平滑筋肉腫を合併する例はきわめて稀である.われわれは最近,本疾患に合併した小腸平滑筋肉腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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