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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻6号

1987年05月発行

特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール

食道癌治療のプロトコール—東北大学医学部第2外科

著者: 森昌造1 西平哲郎1 標葉隆三郎1

所属機関: 1東北大学医学部第2外科

ページ範囲:P.725 - P.732

文献概要

はじめに
 食道癌は他の消化器癌に比して,進行癌が多く,われわれの施設でもstage O 4.3%,stage Ⅰ 10.2%stage Ⅱ 7.9%,stage Ⅲ 49.5%,stage Ⅳ 28.1%とstage Ⅲ, Ⅳがほとんどである.また,食道癌は高齢者が多く,その手術手技が,頸部,胸部,腹部におよび,多大な手術侵襲が加わることから,食道癌の手術適応,手術手技,術前術後の合併療法の選択は重要である1-4).以下に,われわれの食道癌の治療方針の概要を将来の展望も含めて述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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