文献詳細
特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール
文献概要
はじめに
食道癌は他の消化器癌に比して,進行癌が多く,われわれの施設でもstage O 4.3%,stage Ⅰ 10.2%stage Ⅱ 7.9%,stage Ⅲ 49.5%,stage Ⅳ 28.1%とstage Ⅲ, Ⅳがほとんどである.また,食道癌は高齢者が多く,その手術手技が,頸部,胸部,腹部におよび,多大な手術侵襲が加わることから,食道癌の手術適応,手術手技,術前術後の合併療法の選択は重要である1-4).以下に,われわれの食道癌の治療方針の概要を将来の展望も含めて述べることにする.
食道癌は他の消化器癌に比して,進行癌が多く,われわれの施設でもstage O 4.3%,stage Ⅰ 10.2%stage Ⅱ 7.9%,stage Ⅲ 49.5%,stage Ⅳ 28.1%とstage Ⅲ, Ⅳがほとんどである.また,食道癌は高齢者が多く,その手術手技が,頸部,胸部,腹部におよび,多大な手術侵襲が加わることから,食道癌の手術適応,手術手技,術前術後の合併療法の選択は重要である1-4).以下に,われわれの食道癌の治療方針の概要を将来の展望も含めて述べることにする.
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