icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻7号

1987年06月発行

文献概要

臨床研究

下肢血行再建におけるin-situ saphenous vein bypassの経験

著者: 桜井恒久1 仲田幸文1

所属機関: 1愛知県立尾張病院血管外科

ページ範囲:P.1113 - P.1118

文献購入ページに移動
はじめに
 大伏在静脈を一部分のみ遊離することによつてby-pass graftとして用いる,いわゆるin-situ saphenousvein bypass(以下in-situ bypassと略)には多くの利点があることは従来より報告されている.しかし,本邦においては未だこの術式は一般的なものとなつておらず,その報告も少ない.われわれは下肢の血行再建においては,最近このin-situ bypassをその術式の第一選択としており,今回はその手術手技の概要および臨床経験とともに手術手技上の問題点の要点につき考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?