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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻8号

1987年07月発行

臨床報告

下大静脈に発生し,右心房まで進展した血管平滑筋肉腫の1剖検例

著者: 浦口憲一郎1 吉田晃治1 野中道泰1 才津秀樹1 渕上量三1 内田立生1 辻嘉昌2 杉原茂孝3

所属機関: 1国立久留米病院外科 2国立久留米病院産婦人科 3久留米大学医学部第1病理

ページ範囲:P.1261 - P.1265

文献概要

はじめに
 後腹膜腫瘍のうち平滑筋肉腫は稀な疾患であり,血管原発のものはさらに稀なものである.最近,下大静脈(VCI)に発生したと思われ,両側総腸骨静脈より右心房に至る血管内腫瘍を形成した平滑筋肉腫の1剖検例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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