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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科42巻9号

1987年08月発行

雑誌目次

特集 乳癌診療のUp-to-date

Editorial:乳癌ははたして全身病か

著者: 阿部令彦

ページ範囲:P.1317 - P.1318

 従来,腫瘍細胞はリンパ管内を通つて所属リンパ節に転移を来たすので,腫瘍とリンパ節をen blocに切除することが癌の手術と考えられ,今でもそのように信ずるものが多い.
 しかし,最近では,この考えに懐疑的な論文もみられる.Fisherらは腫瘍細胞の播種の仕方に特にorderly patternはないと述べ,腫瘍細胞はリンパ管内で腫瘍栓を形成して拡がるので,このような場合にリンパ節はbarrierとして役立たず,癌と宿主との関係からみれば,リンパ節転移の存在は遠隔臓器への転移原となると考えるよりも,転移の発育が宿主の抵抗力に勝つていることを示す1つの指標にすぎず,切除可能な乳癌でもsystemic diseaseと考えている.

針生検vs切除生検—適応と手技:針生検の立場から

著者: 桜井健司 ,   篠崎登 ,   内田賢

ページ範囲:P.1319 - P.1326

 乳腺の腫瘤性病変の診断法の基本はやはり触診であるが,わが国ではこの他マンモグラフィーと超音波検査とを加えて,診断上の3本柱としている施設が多くなつた.しかし症例によつては診断上の確信が得られないことがある.このような症例に対しては何らかの生検が適応となることが多い.
 生検には切除生検,摘出生検などのいわゆる外科生検と針生検がある.最近では細針を用いた穿刺吸引細胞診(ABC)が手技上の容易さ,安全性および診断率の高さから広く用いられるようになつてきた.乳癌診療に従事する外科医は今後ABCが診療上どのように位置づけられるかを評価しておく必要があろう.

針生検vs切除生検—適応と手技:切除生検の立場から

著者: 渡辺弘 ,   金杉和男 ,   福田護

ページ範囲:P.1327 - P.1332

 画像診断装置の進歩により診断能が飛躍的に向上したとはいえ,乳癌の診断に難渋することがある.乳癌の治療を含めた意味で腫瘤に観血点な接近をする切除生検と細径針による穿刺生検は乳癌診断上重要な位置を占める.本論文では切除生検対穿刺生検,どちらを選択すべきかという基本的な考え方について論じ,次に切除生検の立場からその重要性・有用性を教室のデータより裏付け,さらに切除生検の基本的手術手技について記した.
 切除生検は小さな腫瘤や画像診断で確診を得ないような場合が最も多い適応となり,根治手術に悪影響を及ぼさないような配慮をもつて施行することが大切である.

鑑別のための画像診断—手順と組合せ

著者: 森本忠興 ,   駒木幹正

ページ範囲:P.1333 - P.1344

 乳腺疾患に対するマンモグラフィー,超音波画像診断を中心に述べた.両検査の差異は,X線,超音波の特性にもとづくものである.すなわち,若年者の乳腺内や乳腺症を伴う乳腺内の病巣に対する腫瘍像の描出には,マンモグラフィーは不向きであり,超音波検査が適している.また,嚢胞内腫瘍などの腫瘍内部構造の情報を得るには,超音波検査が適している.しかし,マンモグラフィーは微細石灰化像の描出にすぐれており,1cm以下の腫瘤の診断に適している.マンモグラフィーは放射線被曝の問題があるが,超音波検査は無害である.
 乳腺腫瘍の診断にあたつては,視・触診のうえに種々の診断法を併用し,各々診断法の長所と短所を補い合わせて,診断率の向上に努めなければならない.

治療成績からみたmodified radical mastectomyの評価と適応

著者: 児玉宏 ,   菅典道

ページ範囲:P.1347 - P.1356

 乳癌根治手術術式のなかで,胸筋を温存する術式はmodified radical mastec-tomyとして欧米では最も標準的な手術として広く用いられているが,本邦ではリンパ節郭清が不十分になりはしないかという危惧から必ずしも一般的な術式とはなつていない.そこで大胸筋を温存しながらも定乳切と同等のリンパ節郭清の可能な術式を考案し,過去12年間に742例に用いてきた.その累積生存率および局所再発例の組織学的検討から,本術式は乳癌が大胸筋に直接浸潤しているか胸筋間Rotterリンパ節の転移が著明であるような進行癌以外のすべての乳癌で適応となり,その術後生存率および局所再発率においても,定乳切のそれに比して決して劣らないと結論された.

有効な化学療法とその実際—手術補助療法として

著者: 野村雍夫

ページ範囲:P.1357 - P.1362

 現在の乳癌に対する術後補助療法は,少なくともその一部に対して,再発までの期間を延長するようにみえる.しかし,死亡までの期間ないし治癒に対する影響は不明である.この点に関する検討が,治療法,対象群の選定とともに肝要である.補助療法でも,患者のquality of lifeへの配慮が大切であるが,それが有効性を損なう危険性を考慮すべきである.

有効な化学療法とその実際—進行乳癌の化学療法として

著者: 吉田穰

ページ範囲:P.1363 - P.1371

 乳癌は腺癌のなかでも,化学療法に比較的よく反応する固型癌であるが,延命効果からみると,現在の化学療法は必ずしも満足すべきものではない.一方,進行・再発乳癌の治療には,内分泌療法という有力な手段があり,約30%の症例がこれに反応し,かなりの延命効果が得られる.
 したがつて,患者のquality of lifeおよび治療のcostの面からみて,再発の初期においては,内分泌療法を第一選択として行うべきであり,化学療法を行う場合には,比較的副作用の少ない単剤長期経口投与から開始すべきものと考えられる.多剤併用化学療法は,奏効率の非常に高い組合せが多く発表されているが,その有効期間は短く,再発の初期に直ちにこれを行うことには疑問が残る.

カラーグラフ 乳腺疾患の外科病理・8

乳癌腫瘍内リンパ管腫瘍塞栓

著者: 山科元章

ページ範囲:P.1313 - P.1315

 腫瘍径2cm以下で腋窩リンパ節への転移がない乳癌(Stage I)の治療成績はかなり良好で,このような腫瘍は早期乳癌としてさえ評価されている.しかし,これらの症例の5年生存率は必ずしもすべてが満足のいくものではなく,2年以内に癌死する例が20%近く認められたという報告もある.したがつて,腫瘍径(T)やリンパ節転移(N)以外にも乳癌の予後を大きく左右する因子の存在が考慮されるわけで,これまでにも数多くの因子が評価され,さまざまな議論を呼んでいる(表).本稿では,このなかで乳癌病巣内リンパ管腔への腫瘍浸潤(ly)の診断とStage I乳癌におけるその陽性所見の意義について検討する.

イラストレイテッドセミナー 一般外科手術手技のポイント

Lesson3 手洗いならびに手術野消毒

著者: 小越章平

ページ範囲:P.1373 - P.1377

手術場に入る注意
 1.手術が長びくことを,常に念頭に おき,体調をくずさないように, とくに前夜の暴飲暴食を避ける。
 2.前夜は風呂に入り,洗髪しておく。
 3.手指の傷には日頃から注意。
 4.爪はのびていないか。
 5.入室直前にトイレに行く習慣をつ ける。
 6.手術場では,おしゃべりしない, 走らない,もちろんふざけない。
 7.まわりの器材に触れない。
 8.手術中に先輩から怒鳴られても根 にもたない。その場だけ。

文献抄録

幽門保存膵十二指腸切除術—87症例の検討

著者: 前田京助 ,   高橋伸

ページ範囲:P.1379 - P.1379

 1935年,Whippleらが十二指腸乳頭部癌に対して,二期的に膵頭十二指腸切除術の成功例を報告し,さらに1945年に一期的根治術を発表して以来,膵頭十二指腸切除術は膵頭部領域の外科的疾患に対して広く用いられるようになつた.その後1960年代までに重篤な合併症である膵空腸吻合部の縫合不全あるいは逆行性胆管炎などを考慮し,再建法や吻合法に種々改良が加えられてきた.換言すれば,膵頭十二指腸切除術の発達史は,消化管再建法の変遷史とも言える.著者らは,1978年にTraver-so and Longmireにより迷走神経支配をうけた幽門輪を含む全胃温存下に施行された膵頭十二指腸切除2例に範をとり,1979年から1985年までに87例の幽門保存膵十二指腸切除術を行い良好な成績を得,これを報告している.
 幽門保存膵十二指腸切除が施行された87名は,男性58,女性29,年齢は19歳から82歳までで平均53歳であつた.87名の疾患の内訳は悪性新生物57,膵炎28,良性胆道狭窄2であつた.術後早期合併症で最も多かつたものは胃の内容物停滞で約50%の患者に認められ,うち1名に幽門形成術を要した.胆汁瘻を6名,膵液瘻を7名に認めた.術後後期合併症を15名の患者に認めた.このうち5名の吻合部潰瘍を認め,2名は保存的治療無効のため再手術を要した.術後早期,後期合併症あわせて16名に再手術を施行した.

Caseに学ぶ 一般外科医のための血管外科応用手技・3

食道静脈瘤に対するシャント手術のコツと実際

著者: 加藤紘之 ,   田辺達三

ページ範囲:P.1381 - P.1387

手術に必要な外科解剖
 図1に肝硬変症などに起因する門脈圧亢進症の門脈走行を示した.門脈圧亢進症における門脈血行動態は病因,病期によつて異なりその造影所見も千差万別である.しかしどのような血行動態であつても食道静脈瘤破裂の制御を目的とする限り画一的で普遍的な術式を確立することが望ましい,著者らの行つている超選択的遠位脾腎静脈吻合術は短胃静脈系をドレナージルートとするシャント手術であるが,造影上左胃静脈系が優位であつてもその適応を制限する心要はない.図2に脾門部を中心とする局所解剖を示した.短胃静脈は胃上部大彎から胃脾間膜を通り4〜5本脾静脈に注ぐが,これらは拡張蛇行し胃噴門部および食道静脈系と豊富な側副血行路で連結されている.一方シャントの選択性を維持する上で重要なルートとして,膵内静脈枝と脾静脈の連絡がある.門脈圧亢進の影響を受けて拡張した膵静脈枝が膵尾部に到るまで多数発達しており,この手術の目的を達成するためには脾静脈と膵体尾部の完全分離を必要とする.本術式のポイントとなる門脈系分枝である.

臨床研究

食道癌の上縦隔最上部リンパ節(TOP(T)—リンパ節)転移の臨床的,病理学的意義(第一報)

著者: 大森典夫 ,   西平哲郎 ,   葛西森夫

ページ範囲:P.1389 - P.1393

はじめに
 食道癌のリンパ節郭清は病巣の解剖学的特徴からその範囲は限られ,さらに郭清リンパ節の検索だけでは食道癌の予後を十分に説明し得ない場合がある.最近上縦隔最上部リンパ節は縦隔と頸部を結ぶリンパ路の要所として注目され,また同リンパ節の転移陽性例は予後不良との報告がみられる1).当科ではこれをTop-リンパ節(T-リンパ節)と称している.右迷走神経が右鎖骨下動脈を回つた箇所(右鎖骨下動脈後面)で気管と食道に接したリンパ節と定義した,そこで当該リンパ節が食道癌の転移,再発および予後といかなる関連をもつかを臨床,病理学的に検討した.

末梢動脈閉塞症に対するlaser angioplasty—実験的検討ならびに臨床応用

著者: 武藤庸一 ,   ,   楊岩 ,   松元輝夫

ページ範囲:P.1397 - P.1403

はじめに
 レーザーが1960年代に医学の分野へ導入されて以来,レーザーを応用した診断,治療は画期的な業績を確立し始めている.
 末梢動脈閉塞症に対してlaser angioplastyの可能性があることが示されたのは,1980年代に入つてからであり,Lee1),Abela2),Choy3)らが相次いで実験を行い,その有用性を発表した.一方,1984年には,Geshwind4)らによりlaser angioplastyの臨床応用がなされ,その成功例が初めて報告された.

経食道的超音波検査による肺癌の縦隔リンパ節転移診断—特に気管分岐部リンパ節について

著者: 曾我浩之 ,   竹内龍三 ,   栗田啓 ,   小松原正吉 ,   清水信義 ,   寺本滋

ページ範囲:P.1405 - P.1410

はじめに
 肺癌の予後を左右する因子としてリンパ節転移の有無(N)が重要で,特に縦隔リンパ節転移陽性(N2)例は予後不良である1,2).したがつて,術前にN2を正確に把握することは,治療方針の決定において大切である.
 われわれは,肺癌のN2診断を目的に,超音波内観鏡を用いて経食道的に内視鏡的超音波検査endoscopic ultrasonography(以下E-USと略す)を施行し,縦隔リンパ節,特に肺リンパ流上重要な位置を占める気管分岐部リンパ節(#7)の転移診断における本法の有用性を検討し,若干の知見を得たので報告する.

大腸癌に合併した閉塞性大腸炎—自験8例の検討

著者: 奥野匡宥 ,   池原照幸 ,   長山正義 ,   加藤保之 ,   西森武雄 ,   梅山馨 ,   三橋武弘

ページ範囲:P.1413 - P.1419

はじめに
 大腸癌などの閉塞性大腸病変の口側に潰瘍,びらん,壊死などの非特異的炎症を合併することがあり,閉塞性大陽炎obstructive colitisと呼ばれている1,2),この閉塞性大腸炎の成因については未だ十分解明されているとは言い難く,注目される疾患である.同時に外科医は大腸癌などの閉塞性疾患の治療に際して,この閉塞性大腸炎に対する十分な認識ならびに配慮が必要である.われわれは大腸癌に合併した閉塞性大腸炎8例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.

急性期脳損傷時の血中アルドステロン値の検討—血漿カリウム,レニン活性,ACTHの影響について

著者: 高橋英明

ページ範囲:P.1421 - P.1424

はじめに
 脳挫傷などの頭部外傷や,クモ膜下出血,高血圧性脳内出血,脳梗塞といつた脳血管障害において,急性期に脳の損傷を定量的に把握することは診断や治療そして予後を判定する上できわめて重要であるが,頭部CTスキャンなどの形態学的情報やEEG, ABR, SEPといつた生理学的情報でとらえることは難しい.そこで脳の損傷の程度を代謝面からみようとする報告があり,CPKアイソザイム1)やアルドラーゼ2),下垂体ホルモン3),カテコラミン4,5)等枚挙にいとまがない程種々の物質が測定され,その臨床的意義が考察されている.既にわれわれは頭部外傷において意識障害の強い例では受傷後急性期にアルドステロン高値をとることを報告している6).また,脳血管障害においても意識障害の高度なものや,クモ膜下出血および高血圧性脳内出血の重症例でアルドステロン高値を呈することも認めている.そこで,急性期の脳損傷時における血中アルドステロン分泌上昇機序を確かめるため,脳神経外科疾患急性期患者の血中アルドステロン,レニン活性,血漿カリウムならびにACTHを測定した.

臨床報告

特異なX線像を呈した上部食道平滑筋肉腫の1例

著者: 柴田佳久 ,   鈴木一男 ,   熊谷太郎 ,   千木良晴ひこ ,   金島秀人

ページ範囲:P.1425 - P.1428

はじめに
 食道の腫瘍性病変はほとんどが癌で,平滑筋肉腫は食道悪性腫瘍の0.1〜2.2%にすぎない1,2).著者らは最近特異なX線像を呈した上部食道平滑筋肉腫の1例を経験したので、文献的考察を加えて報告する.

石灰化を伴う膵の腫瘍性嚢胞を思わせた後腹膜陳旧性血腫の1切除例

著者: 太田哲生 ,   素谷宏 ,   魚岸誠 ,   杉山和夫 ,   神野正一 ,   鈴木正行

ページ範囲:P.1429 - P.1432

はじめに
 著者らは,術前の画像診断で石灰化を伴う膵の腫瘍性嚢胞を疑い手術を行つたが,術後の病理組織学的検索で陳旧性血腫と診断された後腹膜原発の石灰化腫瘤の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

術前に確定診断をしえた盲腸カルチノイドの1症例

著者: 大原正範 ,   八柳英治 ,   菅野紀明 ,   小松正伸 ,   川村健 ,   細川正夫

ページ範囲:P.1435 - P.1439

はじめに
 大腸ファイバースコープの普及により,直腸カルチノイドの診断例は多くみられるが,本邦においては右側結腸,特に盲腸カルチノイドは極めて稀であり,その術前診断は困難であると言える.
 今回われわれは,直径わずか1.6cmの盲腸原発のカルチノイドを大腸ファイバースコープによる生検にて術前に確定診断し,切除しえた1症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

盲腸腹膜垂捻転症の1例

著者: 朝田農夫雄 ,   紙田信彦 ,   長堀順二 ,   岡崎護 ,   木嶋泰興 ,   小室広昭

ページ範囲:P.1441 - P.1443

はじめに
 腹膜垂が捻転を起こすことは古くから知られているが,本邦では少なく約16例の報告1)をみるにすぎない.しかも虫垂炎や憩室炎などと鑑別が容易でなく,術前に診断をくだすことは困難である.最近,われわれは急性虫垂炎の診断のもとに開腹したところ,盲腸腹膜垂捻転症であつた1例を経験したので報告する.

閉鎖孔バイパスに用いたknitted Dacron graft動脈瘤の1例

著者: 秋元直人 ,   河内賢二 ,   首藤裕 ,   藤川正 ,   清水隆 ,   石丸新 ,   古川欽一 ,   小池荘介

ページ範囲:P.1445 - P.1448

はじめに
 移植人工血管にまつわる動脈瘤形成は,縫合不全や感染によつて吻合部を中心に発生する仮性動脈瘤であることが多く,素材である人工血管繊維劣化により動脈瘤を招来する例は比較的稀である,今回,当教室で経閉鎖孔的extra anatomical bypassに使用したCooley double velour knitted Dacron graftに慢性外力が原因と考えられる人工血管動脈瘤形成症例を経験したので,その特異な経過を若干の文献的考察を加えて報告する.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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