文献詳細
臨床研究
末梢動脈閉塞症に対するlaser angioplasty—実験的検討ならびに臨床応用
著者: 武藤庸一1 楊岩1 松元輝夫1
所属機関: 1米国ハーネマン大学医学部外科学教室
ページ範囲:P.1397 - P.1403
文献概要
レーザーが1960年代に医学の分野へ導入されて以来,レーザーを応用した診断,治療は画期的な業績を確立し始めている.
末梢動脈閉塞症に対してlaser angioplastyの可能性があることが示されたのは,1980年代に入つてからであり,Lee1),Abela2),Choy3)らが相次いで実験を行い,その有用性を発表した.一方,1984年には,Geshwind4)らによりlaser angioplastyの臨床応用がなされ,その成功例が初めて報告された.
掲載誌情報