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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻9号

1987年08月発行

臨床報告

術前に確定診断をしえた盲腸カルチノイドの1症例

著者: 大原正範1 八柳英治1 菅野紀明1 小松正伸1 川村健1 細川正夫1

所属機関: 1恵佑会札幌病院外科

ページ範囲:P.1435 - P.1439

文献概要

はじめに
 大腸ファイバースコープの普及により,直腸カルチノイドの診断例は多くみられるが,本邦においては右側結腸,特に盲腸カルチノイドは極めて稀であり,その術前診断は困難であると言える.
 今回われわれは,直径わずか1.6cmの盲腸原発のカルチノイドを大腸ファイバースコープによる生検にて術前に確定診断し,切除しえた1症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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