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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻1号

1988年01月発行

文献概要

カラーグラフ Practice of Endoscopy 胆道内視鏡シリーズ・4

術後胆道鏡 その2—手技的事項を中心として

著者: 山川達郎1

所属機関: 1帝京大学医学部付属溝口病院外科

ページ範囲:P.13 - P.15

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 手術時,総胆管や空腸瘻に挿入したtubeの周囲にできた瘻孔を介して行われる術後胆道鏡は,通常術後3週間を待ってTV装置つきX線透視室で行われる.胆管炎,肝内結石合併症例では,すでに全例が感染胆汁をもつが,胆道鏡検査により,さらに重篤な合併症,すなわち敗血症やMOFに発展する可能性があるので,より病態を複雑とする混合感染を予防するためにも,X線透視室での検査とはいえ器具の消毒はもちろん,手術室と同様の無菌操作が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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