icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻10号

1988年09月発行

文献概要

鼎談

消化性潰瘍—薬物療法vs手術療法

著者: 西元寺克禮1 杉山貢2 島津久明3

所属機関: 1北里大学東病院消化器疾患治療センター内科 2横浜市立大学医学部第2外科 3鹿児島大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1485 - P.1496

文献購入ページに移動
 島津(司会) それでは,これから消化性潰瘍の治療をめぐりまして,薬物療法vs手術療法ということでお話し合いをお願いしたいと思います.
 ご承知のように,シメチジンを初めとするH2-blockerや,その他の新しい強力な薬剤の登場によりまして,最近,薬物療法に寄せられる期待が非常に大きなものになっています.そして,これらの薬物療法に関する経験もだいぶ積み重ねられてきましたので,そうした新しい視点を踏まえて,現状における消化性潰瘍に対する薬物療法,そしてその一部のものに対する手術療法の適応の問題について,お2人の先生より忌憚のないところをお話し願いたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?