文献詳細
文献概要
研修医セミナー 一般外科手術記録の書き方
Lesson2 虫垂切除術(Appendectomy)
著者: 小越章平1
所属機関: 1高知医大第2外科
ページ範囲:P.1924 - P.1927
文献購入ページに移動Ⅰ.記載のポイント
1.麻酔の方法。 2.皮膚切開の方法と長さ。 3.皮下組織の状態(肥満,出血傾向などの特別なことがなければ省いてよい)。 4.開腹時所見,腹水の存在と性状。腹膜炎(局所的,汎発性)の有無。膿の程度。 5.虫垂の位置。後腹膜にあったか。まわりとの癒着の程度。探すのに困難であったか。 6.虫垂切除の方法。順行性(normograde)か逆行性(retrograde)か。 7.断端の処理。普通はタバコ嚢縫合,時に切りっぱなし,Z縫合など。 8.出血の状態。止血の状況。 9.ドレーンを入れたか。本数と位置。 10.閉腹。腹膜縫合したか。糸の種類と本数(術後化膿した場合役立つ)。 11.結び,必ず入れる。術中トラブルはなかったか。
1.麻酔の方法。 2.皮膚切開の方法と長さ。 3.皮下組織の状態(肥満,出血傾向などの特別なことがなければ省いてよい)。 4.開腹時所見,腹水の存在と性状。腹膜炎(局所的,汎発性)の有無。膿の程度。 5.虫垂の位置。後腹膜にあったか。まわりとの癒着の程度。探すのに困難であったか。 6.虫垂切除の方法。順行性(normograde)か逆行性(retrograde)か。 7.断端の処理。普通はタバコ嚢縫合,時に切りっぱなし,Z縫合など。 8.出血の状態。止血の状況。 9.ドレーンを入れたか。本数と位置。 10.閉腹。腹膜縫合したか。糸の種類と本数(術後化膿した場合役立つ)。 11.結び,必ず入れる。術中トラブルはなかったか。
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