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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 手術と輸血—最近のトピックス

外科手術における血液製剤の使い方—全血,濃厚赤血球,新鮮凍結血漿,アルブミン,血小板

著者: 湯浅晋治1

所属機関: 1順天堂大学医学部輸血学研究室

ページ範囲:P.321 - P.330

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 輸血療法は全血輸血から成分輸血へと転換されたが,現在それら血液成分のアンバランスな使用が問題になっている.輸血用血液の大半を使用する外科ではこの点どうであろうか.一昨年厚生省から血液製剤の適正使用のガイドラインが示されたが,貴重で有限な血液を有効に利用するには,まず輸血の中心となるべき赤血球輸血の適応の拡大であり,また血漿製剤であるアルブミンや新鮮凍結血漿の適正な使用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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