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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 手術と輸血—最近のトピックス

手術と自己輸血

著者: 高折益彦1

所属機関: 1川崎医科大学麻酔科

ページ範囲:P.351 - P.356

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 自己輸血法には手術前数週間〜数カ月にわたり自己血を集収,貯蔵して用いる貯血式,手術直前,一度に大量採取して用いる希釈式,そして出血した血液を吸引,再調整して用いる回収式の3種がある.これら3法それぞれには特色があり貯血式は適応症例に富み,希釈性は使用する血液の正常性に優れ,回収式は緊急性に優れている.より良く,かつ効果的な自己輸血の実施はただ一法にのみ頼ることなく他法を巧みに組入れ実施することである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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