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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻4号

1988年04月発行

文献概要

臨床報告

大量下血をきたした脾動脈瘤破裂の1治験例

著者: 里見昭1 森田孝夫1 石田清1 岡村維摩1 川瀬弘一1 松木盛行1

所属機関: 1埼玉医科大学第2外科

ページ範囲:P.555 - P.558

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はじめに
 脾動脈瘤破裂の予後は悪く,約10%は重篤なショックもしくは死に至ると言われている.われわれは結腸へ破れ,消化管出血をひきおこしたが血管撮影で診断,手術にて救命できた本症の1例を経験した.今回,特に破裂例を中心に若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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