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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科43巻5号

1988年05月発行

雑誌目次

特集 急性腹症のX線像・エコー像

—Editorial—急性腹症

著者: 出月康夫

ページ範囲:P.578 - P.579

 "急性腹症"(acute abdomen)という言葉は,わが国では第2次大戦以後,米国医学の普及とともに広く日常的に使われるようになったものである.これは治療の緊急性を中心においたきわめて実際的な概念であり,当初は急激に発症する腹痛を主症状とするもので,緊急に開腹手術による治療を必要とする病態を総称することが多かったようである.
 わが国では,このような病態は1920年代の初めごろすでに"急性腹部危険症"として取り上げられており,1920年代の後半になると"急性腹部症"という言葉も使われ始めたとされている.これらはいずれも緊急手術を必要とする腹部疾患を指したものである.

急性腹症;腹部X線写真の撮り方・読み方

著者: 蜂須賀喜多男

ページ範囲:P.581 - P.588

はじめに
 急性腹症の画像診断は,超音波検査法(US),Computed Tomography(CT)の出現により,急速の進歩がみられたが,現在においても,腹部X線写真,特に単純X線写真がfirst choiceの検査法であることに変わりはない1).腹部単純X線写真は,短時間内に容易に撮影が可能であり,多くの貴重な情報を与えるものである.
 本稿においては,紙面の都合上,腹部X線写真のうち,各種造影診断は各章にゆずり,急性腹症の腹部単純X線写真についてのみ,述べることにする.

急性腹症;超音波検査の進め方・読み方

著者: 三谷正信 ,   平田健一郎 ,   金子正光 ,   福田守道

ページ範囲:P.589 - P.594

はじめに
 近年,各種診断法の進歩は著しい.特に超音波検査法,X線CTなどを中心とする画像診断法の進歩は目覚しく,種々の病変の形態把握を一層容易なものとし,診断に大きく貢献している.
 一方,最近救急医療が注目され,急性腹症の診断の重要性も増している.急性腹症では,緊急な処置を必要とする例が多く,短時間の内に正確な診断が必要となる.従来,急性腹症の診断は,尿検査,血液検査,胸腹部単純X線検査などの検査が中心であったが,最近は腹部超音波がルーチン検査に組み込まれ成果を挙げている1〜6).急性腹症の患者は重症患者が多く,検査に種々の制約を伴うことが多い,しかし超音波検査はほとんどの場合,患者に苦痛を与えず,安全に容易にかつ迅速に,しかも腹部全体を概観でき多くの情報を与えてくれる.その意味で腹部超音波検査は急性腹症の診断には不可欠な検査になりつつある.

消化管穿孔のX線像・エコー像

著者: 吉中平次 ,   島津久明

ページ範囲:P.595 - P.601

はじめに
 急性腹症の診断は迅速でなければならず,なかでも消化管穿孔はこれが疑われると同時に手術のための前処置・治療の開始を必要とする病態である.既往歴と現病歴に関する詳細な問診,状況を知る家族や周囲の人からの情報,全身的および腹部の理学的所見が大切で,これに簡単に実施できて結果がすぐに分かるいくつかのルチーン検査が基本的な診断手技である1,2).診断の思考過程を系統的なものとするためのフローチャートが急性腹症の総論には大抵記載されている.食道から大腸の各臓器別の穿孔あるいは上部および下部消化管穿孔のそれぞれの病態,臨床症状,X線像の特徴や問題点に対する知識と経験,自らの系統的診断プロセスがあれば,少なくとも本症の存在を疑うことはそれほど困難ではない.検査への過度依存,精密な質的診断への執着によって手術の時期や治療の開始を遅らせることがあってはならない3)
 上述の基本的診断手技が重要なことは今日でも変わりはないが,近年これに加えて,超音波検査やCT(computed tomography)を中心とする新しい画像診断法が消化管穿孔を含む急性腹症一般の診断に大きく貢献するようになった4).とくに超音波検査は,非侵襲的で外来やベッドサイドで簡便に施行できる.また反復して実施することができ,短い間隔での経過観察が可能で,結果が実時間性にその場で分かる点も大きな長所である.

イレウスのX線像・エコー像

著者: 池永達雄 ,   沢田寿仁 ,   大前利道 ,   鈴木規之

ページ範囲:P.603 - P.608

はじめに
 腸閉塞症の画像診断は,X線検査,超音波検査,コンピューター断層撮影検査などで行われる.X線検査には造影剤を使わない単純撮影検査と造影剤を使用する造影検査とがある.
 各種画像診断の進歩した今日でも,イレウスを診断する上には,腹部単純X線撮影を主としたX線検査がもっとも基本的な検査法であり,それにより得られる情報はイレウスの診断を確定的にすることが多い.

急性胆嚢炎のX線像・エコー像

著者: 安田秀喜 ,   高田忠敬 ,   内山勝弘 ,   長谷川浩 ,   四方淳一

ページ範囲:P.609 - P.615

はじめに
 急性胆嚢炎患者の診療に際し重要なことは,いかに速やかに診断し,かつ正確な病態・病勢を把握するかである.従来は腹痛,発熱などの臨床症状や腫大した胆嚢を触知したりMurphy sign(胆嚢触知部位の圧迫痛で呼吸ができなくなること)などの臨床所見,さらには白血球数増多などの検査所見を中心に総合診断されてきた.
 しかしながら,最近ではUSやCTなどの診断機器の発達に伴い急性胆嚢炎の画像診断が試みられるようになってきた.ここでは急性腹症に対する診断のfirst aidである腹部単純X線検査とUSにおける急性胆嚢炎の診断上のチェックポイントについて述べる.

急性膵炎・膵石症のX線像・エコー像

著者: 跡見裕 ,   森俊行 ,   黒田慧 ,   森岡恭彦

ページ範囲:P.617 - P.622

急性膵炎のX線像
 急性膵炎では通常の腹部X線写真の診断的価値は限られたものである.最も重要な所見は,局所あるいは腹部全体に及ぶイレウス像であり,横行結腸におけるガス像の途絶をColon cut off sign①(図1,2)また空腸に局所イレウスが認められるものをSentinel loop sign②(図3)と称する.これはいずれも膵の炎症が横行結腸・小腸間膜を介して拡がることによる(図4)炎症の波及と共にガス像は,腹部全体に認められるようになるか時にgasless ileusの所見を呈する.後腹膜腔における炎症の進展に伴い,腎陰影,肝辺縁陰影の不鮮明化,また腸腰筋陰影の消失(Psoas sign),側腹線(lateral fhank stripe)の消失を認めるようになる.また腹水の貯留をきたせばlateral gutterの拡大,Dog ear's sign等を認めるようになる.また上腹部に嚢胞または膿瘍が形成されるとSoap suds appearance④を呈するようになる.
 急性膵炎症例では胸部X線写真に異常所見を認める事も多い.上腹部の炎症による交感性胸水の貯留,肺胞界面活性物質の傷害によるとされる無気肺,曇ガラス様陰影,また肺浮腫像,肺炎像を認めることもある.時として上部消化管造影が診断的価値のある情報を提供することがある.

腹部血管病変のX線像・エコー像

著者: 安田慶秀 ,   田辺達三

ページ範囲:P.623 - P.628

急性腹症と腹部血管病変
 急性腹症を呈する腹部血管疾患としては真性腹部大動脈瘤や腸骨動脈瘤および脾動脈,肝動脈,腹腔動脈,上腸間膜動脈などの腹部諸臓器の動脈瘤破裂あるいは切迫破裂とこれらの血管の急性閉塞症がある.解離性大動脈瘤は多くの場合,引き裂かれるような激しい胸背部痛があり循環不全を伴うことが多いが一部の症例では腹部大動脈瘤の切迫破裂や急性腸管虚血の症状を呈し,急性腹症で来院することもある.

腹部外傷のX線像・エコー像

著者: 真栄城優夫

ページ範囲:P.629 - P.634

はじめに
 腹部外傷の画像診断は,ひとつの検査のみで開腹適応が明らかとなることもあるが,大抵は,各種の映像機器があい補って完全な病態の情報が得られることが普通である(表1).以下,代表的損傷の画像と注意すべき点などについて述べていきたい.

小児急性腹症のX線像・エコー像

著者: 内山昌則 ,   岩渕眞 ,   大沢義弘 ,   広田雅行 ,   内藤真一 ,   広川恵子

ページ範囲:P.635 - P.644

はじめに
 小児急性腹症は,急激な腹部症状発現を伴い,緊急に手術・処置を要する腹部疾患に対しての総称で,主に腹痛・嘔吐・腹部膨満・排便異常・腫瘤触知・吐下血・発熱などの症状を呈する.従ってこれらの症状を持つ新生児,乳幼児疾患は,手術適応や保存療法の決定を含め,すべて鑑別診断の対象となる.
 また小児疾患には,新生児・乳児・幼児〜学童と年齢により疾患の頻度差があるので,常に年齢的要素を考慮に入れて診断することが大切である1-4).今回,X線像・エコー像を中心に,急性腹症のレントゲン的診断について,特徴的所見と,鑑別疾患の所見を対比させながら,症例を呈示し,検討した.なお急性腹症に対する方針として,臨床所見・検査所見と単純X線像や消化管造影により診断がつけば,治療や手術を施行しているので,エコー像については主に,腫瘍性疾患,嚢胞形成疾患,実質臓器疾患や外傷などに限られている点を御了承いただきたい.

泌尿器疾患のX線像・エコー像

著者: 斎藤雅人

ページ範囲:P.646 - P.653

尿路結石
 結石の痛みは,通常患側におこる側腹部痛で特に激烈であるが,一過性で発作がおさまると,あとは平静に戻る.腹痛とともに肉眼的あるいは顕微鏡的血尿を伴うことが多いので,検尿は必須である.

婦人科疾患のX線像・エコー像

著者: 杉本修 ,   福田吉彦 ,   亀谷英輝

ページ範囲:P.655 - P.659

はじめに
 婦人科領域における疼痛のなかで頻繁に遭遇するのは急性腹症を含む下腹痛や腰痛(骨盤痛:pelvic pain)である.その診断は従来から痛みの性格,発現時期,特に月経との関連についての詳細な問診と双合診を中心にしてなされてきた.しかし経験豊富な婦人科医でも局所所見が乏しいと識別が難しく,非観血的なX線検査や超音波検査その他の補助検査によってより正確な診断を必要とすることがある.本稿では婦人科領域における急性腹症を呈する疾患のX線・エコー検査について述べる.

カラーグラフ Practice of Endoscopy 胆道内視鏡シリーズ・Ⅷ

経皮経肝的胆管鏡(その1)—手技的事項を中心として

著者: 山川達郎

ページ範囲:P.571 - P.574

 胆道内視鏡シリーズⅦにおいても述べた如く,本法は肝内結石症の予後を左右する肝内胆管の病態の把握とそれに基づいた術式の選択に必要であるとともに,切石も同じルートで行い得るので術前,術後に繁用される手技となった.
 また(1)良性胆管狭窄の程度,部位,(2)悪性病変の発見とその部位および浸潤範囲の診断,ならびに(3)良・悪性胆管狭窄の内視鏡的治療にも応用可能である.さらに本法の手技の応用は後述する経皮経肝的胆嚢鏡を可能なものとした.

文献抄録

非開胸食道抜去術:縦隔出血の危険性は?

著者: 安藤暢敏

ページ範囲:P.622 - P.622

 非開胸食道抜去術は出血量も少なく比較的安全な術式で,最近広く行われるようになった.樹脂注入法で血管模型を作製し,食道の血管支配・走行を三次元的に確認し,食道抜去術による縦隔出血の危険性の有無について検討した.
 18屍体を用いて剖検時に,食道・気管気管支・横隔膜の一部・胃十二指腸・膵・横行結腸および大動脈をen blocに摘出し,下行大動脈からカテを留置し,ヘパリン加蒸留水にて灌流した.食道・胃内にはバルーンを挿入し,これを水で膨らませて内腔を保持した.注入には異なった粘稠度をもった2種類の樹脂を用いた,肉眼観察に用いる動脈模型作製には,内径0.1〜0.2mmの細動脈には到達し,静脈側へは通過しない160μmの粒子からなるBeracrylを使用し,カテを通して大動脈内へ用手的に注入した.微小循環の観察には,毛細血管内を通過しうるMercoxを左胃動脈から注入した.樹脂を注入した摘出臓器を,ホルムアルデヒドと苛性ソーダを用い,20〜30時間処理して血管模型が完成する.Mercox模型は走査電顕で観察した.

イラストレイテッドセミナー 一般外科手術手技のポイント

Lesson12 胃切除術(良性疾患)

著者: 小越章平

ページ範囲:P.661 - P.668

 以前の日本外科学会認定医のための診療実績表を見ると、胃十二指腸良性疾患の胃切除術の術者になることが必須となっていた。しかし、良性疾患で胃切除ないし迷切術を行うことはこの数年来とくに少なくなっている。言うまでもなくヒスタミンH2受容体遮断剤出現以来、胃十二指腸潰瘍の外科的処置の必要性が激減したからである。

Caseに学ぶ 一般外科医のための血管外科応用手技・12

頸動脈浸潤を伴う甲状腺癌の手術

著者: 橋本正人 ,   田辺達三

ページ範囲:P.669 - P.674

はじめに
 甲状腺癌は組織型によっては増殖速度が遅く,局所の進展が高度で気管,食道,頸動脈などへの浸潤があっても遠隔転移がなく,外科手術によって延命の期待できる症例が多い.頸動脈浸潤を伴う乳頭状腺癌の1例を呈示し,頸動脈の切除再建の手技,問題点について述べるとともに,同時に合併切除の可能性の高い気管,食道の再建についてもふれたい.

臨床研究

膵嚢胞性病変43例の検討

著者: 原川伊寿 ,   蜂須賀喜多男 ,   山口晃弘 ,   磯谷正敏 ,   加藤純爾 ,   神田裕 ,   松下昌裕 ,   小田高司

ページ範囲:P.675 - P.679

はじめに
 US, CT等の画像診断法の進歩により,従来比較的少数の疾患と考えられてきた膵嚢胞性病変の発見が増加してきている.膵嚢胞性病変のnatural historyは成因によりさまざまであるので,治療方針はその成因を十分に考慮して選択すべきである.今回われわれは膵嚢胞性病変自験の43例を対象としてその概要を述べ,治療方針を中心として検討したので報告する.

臨床報告

Tracheobronchopathia osteoplasticaの1例

著者: 宮澤秀樹 ,   能登啓文 ,   中川禎二 ,   戸島雅弘 ,   西谷泰 ,   藤村光夫

ページ範囲:P.681 - P.685

はじめに
 Tracheobronchopathia osteoplastica(以下本症)は,気管及び比較的大きな気管支の粘膜下組織に,異所性の骨組織を形成し,気道内腔に多発性の結節性隆起性病変をきたす非常に稀な疾患である.最近,気管支ファイバー施行例の増加にともない本症の臨床報告例が増えつつある.
 今回,我々は全身麻酔挿管時に偶然発見された1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

大網嚢腫の1治験例

著者: 柳澤暁 ,   永田徹 ,   吉田忍 ,   黒田徹 ,   徳安公之 ,   古川良幸 ,   秋田治之 ,   塚本伝彦 ,   曽爾一顕 ,   長尾房大

ページ範囲:P.686 - P.688

はじめに
 大網嚢腫は比較的まれな疾患であり,その発生原因としてさまざまな報告のある興味ある疾患である.1951年,Gairdnerが剖検により発見し,報告して以来,本邦では自験例を加え,130例の報告がある1〜6).今回我々は大網嚢腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

手術および術後補助化学療法により,経過良好な,alpha-fetoprotein産生縦隔胚細胞腫瘍の1例

著者: 大嶋隆 ,   猪野睦征 ,   橋口勝敏 ,   奥野一裕 ,   綾部公愨 ,   前田公

ページ範囲:P.689 - P.692

はじめに
 胚細胞腫瘍は本来,生殖器にみられる腫瘍であるが,縦隔・後腹膜などにも発生する.縦隔原発例は予後が極めて不良な場合が多く長期生存例は少ない,今回α-fetoproteinが著明な高値を示し,心嚢・胸壁・肺に浸潤した症例で,手術・化学療法により,術後1年8ヵ月を経過した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

胃扁平上皮癌の1例

著者: 尾関豊 ,   林勝知 ,   鬼束惇義 ,   鈴木雅雄 ,   下川邦泰

ページ範囲:P.693 - P.696

はじめに
 胃癌取扱い規約1)によれば,胃扁平上皮癌は扁平上皮由来の癌と同様の病像を呈するものと記載され,比較的まれな組織型とされている.胃中下部にみられた胃扁平上皮癌の1例を経験したので報告する.

表紙の心・5

サン・コーム外科医組合の円型講堂

著者: 大村敏郎

ページ範囲:P.685 - P.685

 今月の表紙は1694年に完成した円型講堂(Amphithéâtre)で,聖コーム(St.Côme)を守護聖人とする外科医組合が建てたものである.
 前回地図で示したコルドリエ通りに面した間口約20m,奥行約14.5mの土地を外科医組合が1691年に買いとり,3年がかりで作りあげた外科の殿堂である.時代がルイ14世(Louis XIV,1638〜1715)の治世下であったからか,建物のドームの頂上の所に大きな王冠がついていた.約100年後の1790年の絵でもこの冠は画かれているが,革命後のどさくさの中で王冠は取りはずされたようである,丁度その頃,聖コーム教会も破壊された.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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