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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻5号

1988年05月発行

文献概要

臨床報告

Tracheobronchopathia osteoplasticaの1例

著者: 宮澤秀樹1 能登啓文1 中川禎二1 戸島雅弘1 西谷泰1 藤村光夫1

所属機関: 1富山県立中央病院呼吸器循環器科

ページ範囲:P.681 - P.685

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はじめに
 Tracheobronchopathia osteoplastica(以下本症)は,気管及び比較的大きな気管支の粘膜下組織に,異所性の骨組織を形成し,気道内腔に多発性の結節性隆起性病変をきたす非常に稀な疾患である.最近,気管支ファイバー施行例の増加にともない本症の臨床報告例が増えつつある.
 今回,我々は全身麻酔挿管時に偶然発見された1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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