文献詳細
特集 —そこが知りたい—消化器外科手術のテクニックとコツ96
胃・十二指腸
文献概要
《郭清方針として》
肝十二指腸間膜内リンパ節は,胃癌取扱い規約では第3群リンパ節に規定されている.これは肝門部リンパ節h,肝動脈に沿うリンパ節a(上肝動脈リンパ節a1,下肝動脈リンパ節a2),門脈に沿うリンパ節P(上門脈リンパ節p1,下門脈リンパ節p2),胆管に沿うリンパ節b(上胆管リンパ節b1,下胆管リンパ節b2),そして胆嚢管リンパ節cからなる.胃癌の場合に問題となるのは,a2,b2,p1およびp2のリンパ節である.これらリンパ節の郭清について述べてみたい.
肝十二指腸間膜内リンパ節は,胃癌取扱い規約では第3群リンパ節に規定されている.これは肝門部リンパ節h,肝動脈に沿うリンパ節a(上肝動脈リンパ節a1,下肝動脈リンパ節a2),門脈に沿うリンパ節P(上門脈リンパ節p1,下門脈リンパ節p2),胆管に沿うリンパ節b(上胆管リンパ節b1,下胆管リンパ節b2),そして胆嚢管リンパ節cからなる.胃癌の場合に問題となるのは,a2,b2,p1およびp2のリンパ節である.これらリンパ節の郭清について述べてみたい.
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