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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻6号

1988年05月発行

特集 —そこが知りたい—消化器外科手術のテクニックとコツ96

胃・十二指腸

肝・十二指腸間膜内リンパ節の郭清

著者: 榊原宣1 卜部元道1 劉星漢1

所属機関: 1順天堂大学医学部第1外科

ページ範囲:P.768 - P.770

文献概要

《郭清方針として》
 肝十二指腸間膜内リンパ節は,胃癌取扱い規約では第3群リンパ節に規定されている.これは肝門部リンパ節h,肝動脈に沿うリンパ節a(上肝動脈リンパ節a1,下肝動脈リンパ節a2),門脈に沿うリンパ節P(上門脈リンパ節p1,下門脈リンパ節p2),胆管に沿うリンパ節b(上胆管リンパ節b1,下胆管リンパ節b2),そして胆嚢管リンパ節cからなる.胃癌の場合に問題となるのは,a2,b2,p1およびp2のリンパ節である.これらリンパ節の郭清について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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