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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻6号

1988年05月発行

特集 —そこが知りたい—消化器外科手術のテクニックとコツ96

肛門部・その他

膵試験切除の手技

著者: 伊藤徹1

所属機関: 1東京大学医学部第2外科

ページ範囲:P.980 - P.981

文献概要

 術中膵生検の主な目的は慢性膵炎と膵癌の鑑別である.膵癌周囲組織は随伴性膵炎の状態に陥っていることもあり,的確な生検部位をいかにして決定するかはひとつの大きな問題である.膵の試験切除の方法には,メスで組織を採取する方法と針生検の2通りの方法があり,病態に応じて両者を使い分けることになる.膵組織に対して愛護的な用具を用いることと,生検に際して主膵管を損傷しないことが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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