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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻8号

1988年07月発行

文献概要

臨床報告

十二指腸球部に嵌頓した胃体上部平滑筋腫の1例

著者: 西浦和男1 荒川龍夫1 角田清志2 吉田政之3 小杉光世3 安念有声4

所属機関: 1市立砺波総合病院胃腸科 2市立砺波総合病院放射線科 3市立砺波総合病院外科 4市立砺波総合病院病理

ページ範囲:P.1237 - P.1240

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はじめに
 近年,胃診断学の飛躍的発展により,胃粘膜下腫瘍の診断は容易になってきた.しかし,それが十二指腸内に脱出し嵌頓すると,診断に難渋することがある.われわれは,胃体上部に生じた平滑筋腫が十二指腸球部に嵌頓した極めて稀な症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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