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文献詳細

雑誌文献

臨床外科43巻8号

1988年07月発行

臨床報告

十二指腸のgangliocytic paragangliomaの1治験例

著者: 饗場庄一1 塩崎秀郎1 松本弘1 池谷俊郎1 内田健二1 町並陸生1 新開紘子1

所属機関: 1前橋赤十字病院外科 2群馬大学医学部第2病理

ページ範囲:P.1241 - P.1246

文献概要

はじめに
 十二指腸原発の腫瘍は上皮性,非上皮性の良性・悪性ともに比較的稀な疾患である.最近における画像診断の進歩によって術前からかなりの情報が得られ,症例報告も散見されるが未だに頻度は低い.
 われわれは術前十二指腸乳頭部近傍の腫瘍と診断して手術を行い,組織学的検討の結果十二指腸のgang-liocytic paragangliomaと診断された1例を経験した.文献的には今までに42例しか見当らず,本邦では本症例が最初の例と思われるので文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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