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文献抄録
肝硬変合併食道癌患者の切除成績—23例の検討より
著者: 長島敦1 安藤暢敏1
所属機関: 1慶大外科
ページ範囲:P.88 - P.88
文献購入ページに移動 食道癌患者にとって最良の治療法は外科的切除であるが,肝硬変合併患者では一般に合併症発生率,死亡率が非常に高く手術が困難であると考えられている.しかし,最近の食道癌外科的治療の進歩により,肝硬変合併患者の手術適応は拡大している.このようなhigh risk groupの手術適応につき検討した.
対象はHospital Beaujonで1979年1月から1986年5月までに肝硬変合併食道・噴門部癌で切除手術を施行し得た23例とした.食道癌が20例,噴門部癌が3例で,全例術前の画像診断上切除可能であった.
対象はHospital Beaujonで1979年1月から1986年5月までに肝硬変合併食道・噴門部癌で切除手術を施行し得た23例とした.食道癌が20例,噴門部癌が3例で,全例術前の画像診断上切除可能であった.
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