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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻1号

1989年01月発行

文献概要

文献抄録

肝硬変合併食道癌患者の切除成績—23例の検討より

著者: 長島敦1 安藤暢敏1

所属機関: 1慶大外科

ページ範囲:P.88 - P.88

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 食道癌患者にとって最良の治療法は外科的切除であるが,肝硬変合併患者では一般に合併症発生率,死亡率が非常に高く手術が困難であると考えられている.しかし,最近の食道癌外科的治療の進歩により,肝硬変合併患者の手術適応は拡大している.このようなhigh risk groupの手術適応につき検討した.
 対象はHospital Beaujonで1979年1月から1986年5月までに肝硬変合併食道・噴門部癌で切除手術を施行し得た23例とした.食道癌が20例,噴門部癌が3例で,全例術前の画像診断上切除可能であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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