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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻10号

1989年09月発行

文献概要

特集 鼎談 術中トラブルの予防と対策 食道手術

頸部操作のときの注意

著者: 森昌造1 鶴丸昌彦2 武藤輝一3

所属機関: 1東北大学第2外科 2虎の門病院外科 3新潟大学第1外科

ページ範囲:P.1337 - P.1340

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 武藤 次に頸部操作ですが,食道の代用になるものを頸部まで持ち上げて,普通はそこで吻合することが多いのですが,その時に頸部のリンパ節郭清,最近は両側の頸部も郭清することが行われまして,3領域の郭清ということになっているのですが,その場合にも,丁寧にやればやるだけ,多少合併症も起こるのではないかと思います.太い動静脈は心配ないと思うのですが,反回神経とか,気管の問題があります.まず迷走神経本幹と,両側の反回神経が出てきますが,どんな注意をして郭清をされるか,また間違って切ってしまうのは,どんな場合でしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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