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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻10号

1989年09月発行

文献概要

特集 鼎談 術中トラブルの予防と対策 乳癌手術

生検—採り方と判定に伴う問題点

著者: 泉雄勝1 霞富士雄2 阿部令彦3

所属機関: 1群馬大学第2外科 2癌研究会附属病院外科 3慶応義塾大学外科

ページ範囲:P.1366 - P.1369

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 阿部 次に生検の問題に入ります.生検をやって,こちらが肉眼的に癌だと思ったけれども,病理でセーフ,乳腺症だといってきた.私は「おかしいではないか」と病理まで走っていって,ここを見てくれといったわけです.結局,テクニシャンの方がある部分を切り出したが,病理医は同じ腫瘍の中の癌のない部分のプレパレートを見せられたのです.
 泉雄 それは術直前の生検ですか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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