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特集 鼎談 術中トラブルの予防と対策 小腸・大腸手術
腸のviabilityの判断
著者: 土屋周二1 小平進2 牧野永城3
所属機関: 1横浜市立大学第2外科 2慶応義塾大学外科 3元:聖路加国際病院外科
ページ範囲:P.1430 - P.1433
文献購入ページに移動土屋 常識的には従来いわれているように腸管の色調の変化や温度とか,腸間膜の動脈の拍動などによって判定すると思います.あやしいものでは温かい生食水をひたした布をかけ,ある程度時間をおいてもう1回みることも奨められています.客観的な判定法としては,ドップラーの血流計だとか,フルオレッセイン螢光色素などを注入して,そこに血流があるかないかをみるなどいろいろな方法が提唱されておりますので,そういうことを行うのも1つの方法かと思います.
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