文献詳細
表紙の心・22
文献概要
今月は本の表紙の写真を表紙に使った.19世紀末に出版された目立たぬ薄い本である.その著者ウールアール(ArthurHeulhard)が文芸評論家であるところから,医学史の世界には広く知られているわけではない.しかし,表題の「外科医ラブレー」は中味と共に大いに興味のあるものである.
さらにこの本にまつわる話題としては,扉のページに1931年パリで入手したと,ラブレー研究家として有名な仏文学者の渡辺一夫氏のサインがしてある由緒ある書物である.
さらにこの本にまつわる話題としては,扉のページに1931年パリで入手したと,ラブレー研究家として有名な仏文学者の渡辺一夫氏のサインがしてある由緒ある書物である.
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