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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻12号

1989年11月発行

文献概要

特集 胆嚢癌の外科

ss胆嚢癌の治療方針

著者: 梅北信孝1 松峯敬夫1 丸山嘉一1

所属機関: 1都立墨東病院外科

ページ範囲:P.1737 - P.1742

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 胆嚢癌においてm,pm癌の予後は良好で,単純胆摘でもほとんど再発をみないが,se,si癌は拡大手術を行っても予後不良である.この中間のss癌は拡大手術によって予後の改善が見込まれるため,最近これに対しいかなる術式が適切か議論されているが,一定の見解はないのが現状である.本稿ではss癌の進展形式,予後を規定する因子,切除術式などについて自験例を本邦報告例と併せて検討し,ss癌の予後向上のために,どのような手術術式が適切であるかを考察した.またssをperimuscular layerによりさらにssm,sssの2層に分けることの有用性を強調した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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