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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻13号

1989年12月発行

臨床報告

特発性大網捻転症の1例

著者: 徳井俊也1 北村純1 佐藤友昭1 太田正隆1 安藤芳之1 清水武1 岡林義弘1 稲葉洋二2

所属機関: 1松阪中央総合病院外科 2松阪中央総合病院検査部

ページ範囲:P.1943 - P.1946

文献概要

はじめに
 大網捻転症は急性腹症に含まれる比較的稀な疾患であり,しかも本症特有の症状がないために術前診断が非常に困難である,本症は原因の明らかでない特発性と,そうでない続発性とに大別されているが,特発性のものは特に稀である.最近われわれは,特発性大網捻転症の1例を経験したので,診断における超音波検査の有用性を含め若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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