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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻3号

1989年03月発行

文献概要

特集 肝門部胆管癌の治療

肝門部胆管癌に対する化学療法

著者: 内山勝弘1 高田忠敬1 安田秀喜1 長谷川浩1 土屋繁之1 三須雄二1 斉藤康子1 四方淳一1

所属機関: 1帝京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.361 - P.368

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 胆管癌は消化器癌のなかでも早期癌の診断が困難であり,切除率も低い.第13回日本胆道外科研究会での全国集計でも,肝門部胆管癌は切除率が15.3%と胆道癌のなかで最も低く成績は不良と報告されている.したがって,集学的治療の必要性が指摘され,その一環を担うものとして化学療法も治療に取り入れられつつある.本稿では肝門部胆管癌切除例に対する補助療法としての化学療法の実際と,非切除例への適応について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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