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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻5号

1989年05月発行

表紙の心・17

医療とかかわりの多い聖ルイ王の像

著者: 大村敏郎12

所属機関: 1川崎市立井田病院外科 2慶応義塾大学医史学

ページ範囲:P.640 - P.640

文献概要

 初めて外科医組合結成を呼びかけたジャン・ピタール(Jean Pitard, 1228〜1315)が仕えたのはフランス王ルイ9世(Louis Ⅸ,1212〜1270)であった.最後の十字軍を組織したことでも知られるように敬虔なキリスト教徒で,死後聖人として聖ルイ王(Saint Louis)と呼ばれるようになり,後世のフランス人達に尊敬され親しまれてきた.
 アメリカの開発に努力したフランス人は時の国王ルイ14世(Louis ⅩⅣ, 1638〜1715)の名に因んで中部アメリカをルイジアナと名づけ,その首都をセント・ルイスと呼んだのであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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