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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻5号

1989年05月発行

臨床報告

レーザー血管形成術が有効であった閉塞性動脈硬化症多発病変の1例

著者: 長田一仁1 河内賢二1 山口寛1 石川幹夫1 石丸新1 古川欽一1

所属機関: 1東京医科大学第2外科

ページ範囲:P.705 - P.708

文献概要

はじめに
 心臓血管領域におけるレーザー治療の応用は,他の分野に比して遅れた感があるが,最近ようやく臨床応用の段階に達しつつある.とくに,動脈硬化性病変に対するレーザーの効果については少数ながら報告がみられるようになってきており,今後その応用拡大が期待される.
 われわれは,多発性動脈硬化性閉塞の患者に対し,Y型人工血管によるバイパス術と同時に,その末梢側閉塞性病変に対し,接触型メタルホットチップカテーテルを使用したアルゴンレーザー血管形成術を施行し,良好な結果を得たので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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