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臨床報告
石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1例
著者: 町田浩道1 中谷雄三1 小島幸次朗1 井垣弘康1 小林寛2 臼田多佳夫3
所属機関: 1聖隷浜松病院外科 2聖隷浜松病院病理 3聖隷健康診断センター
ページ範囲:P.709 - P.713
文献購入ページに移動脾の腫瘍性病変は稀で,Krumbhaarによれば剖検例の全腫瘍中の0.64%にすぎない.脾血管腫は無症状のため,従来は剖検時に偶然発見される場合が多かったが,各種の画像診断の発達により治療対象になる症例の報告が増加してきた.われわれも,石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1切除例を経験したので報告する.
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