icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻5号

1989年05月発行

文献概要

臨床報告

石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1例

著者: 町田浩道1 中谷雄三1 小島幸次朗1 井垣弘康1 小林寛2 臼田多佳夫3

所属機関: 1聖隷浜松病院外科 2聖隷浜松病院病理 3聖隷健康診断センター

ページ範囲:P.709 - P.713

文献購入ページに移動
はじめに
 脾の腫瘍性病変は稀で,Krumbhaarによれば剖検例の全腫瘍中の0.64%にすぎない.脾血管腫は無症状のため,従来は剖検時に偶然発見される場合が多かったが,各種の画像診断の発達により治療対象になる症例の報告が増加してきた.われわれも,石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1切除例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?