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カラーグラフ Practice of Endoscopy 食道内視鏡シリーズ・Ⅸ
内視鏡超音波検査—リニア型(その1)
著者: 神津照雄1
所属機関: 1千葉大学医学部第2外科
ページ範囲:P.736 - P.739
文献購入ページに移動Ⅰ.基本的事項
超音波内視鏡が臨床の場に登場してから8〜9年が経過した.当初からの超音波内視鏡の狙いは図1に示すような発想からであった.すなわち洞窟の中に入り,壁の向こうには何が存在しているのか,どういう性状をしているのか,そしてどこの部分の壁を掘ればその目的物に到達できるのかがわれわれの最も知りたい事項であり,開発,改良を重ね現時点に至った.
本稿ではリニア型超音波内視鏡による食道疾患について述べる.機種としては周波数7.5MHz,EPE703-FL,東芝SSA-100Aを日常使用している.
超音波内視鏡が臨床の場に登場してから8〜9年が経過した.当初からの超音波内視鏡の狙いは図1に示すような発想からであった.すなわち洞窟の中に入り,壁の向こうには何が存在しているのか,どういう性状をしているのか,そしてどこの部分の壁を掘ればその目的物に到達できるのかがわれわれの最も知りたい事項であり,開発,改良を重ね現時点に至った.
本稿ではリニア型超音波内視鏡による食道疾患について述べる.機種としては周波数7.5MHz,EPE703-FL,東芝SSA-100Aを日常使用している.
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