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文献詳細

雑誌文献

臨床外科44巻7号

1989年07月発行

カラーグラフ Practice of Endoscopy

食道内視鏡シリーズ・Ⅹ

内視鏡超音波検査—リニア型(その2)

著者: 神津照雄1

所属機関: 1千葉大学医学部第2外科

ページ範囲:P.872 - P.875

文献概要

Ⅲ.食道癌の診断(つづき)
 リンパ節転移の診断に関しては,現在CT, MRIよりも小さい3〜4mm大のものから描出できるEUSの方が有利である.とくに食道癌ではリンパ節は食道壁に接しており,リンパ節内の内部エコーを近接して観察することができる.
 図13の症例は,術中写真でも分かるように縦隔内の最上部に食道に接してみられたNo.105の球形の転移リンパ節である.教室では転移リンパ節の診断基準を作成し,数字的に客観的判断ができるようにしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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