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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻1号

1990年01月発行

文献概要

特集 肺癌の診断と治療 '90

肺癌診断における気管支鏡検査・肺生検

著者: 新妻雅行1 於保健吉1

所属機関: 1東京医科大学外科

ページ範囲:P.31 - P.36

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 肺癌診断における気管支鏡検査および肺生検についての最新の機器および検査技術を紹介する.気管支鏡検査の目的は観察と確定診断である.観察にはBF−6C20,生検などの確定診断にはBF−20が適している.また,肺癌の種々の増殖形態に対応した生検法の違いを述べ,さらに末梢型肺癌に対する気管支鏡検査の応用について解説する.目的に合った気管支鏡と適切な鉗子を使用することによって肺癌の組織型の決定,病巣の広がりを診断することができる.肺生検法としては経気管支的,経皮的および開胸肺生検の方法を述べる.気管支鏡検査および肺生検は最新の機器と検査技術を駆使し,安全にかつ確実に施行しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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