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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻1号

1990年01月発行

臨床報告

胃癌手術後に発生した続発性びまん浸潤型大腸癌の2例

著者: 工藤通明1 中屋光雄1 秋山典夫1 大野治俊1 中野眼一2 長町幸雄2

所属機関: 1多野総合病院外科 2群馬大学医学部第1外科

ページ範囲:P.129 - P.134

文献概要

はじめに
 びまん浸潤型大腸癌は稀な疾患であり,1931年Coe1)により初めて紹介されて以来,全大腸癌の0.09〜0.57%を占めると報告されている2,3).原発性と続発性に分類されるが,後者は主に胃からの転移によるものである.今回われわれは,胃癌治癒切除後8年経過して直腸およびS状結腸に転移を来した2症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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