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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻11号

1990年10月発行

特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から

Crohn病

内科から

著者: 朝倉均1 滝沢英昭1 笹川哲哉1

所属機関: 1新潟大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1407 - P.1411

文献概要

 Crohn病は昭和30〜40年代にはかなり珍しい疾患と思われていたが,昭和50年代から典型的なCrohn病が10〜20歳代にみられるようになり,特定疾患の医療費受給者が4,000〜5,000人に達している.
 本疾患は原因不明で,主として若い成人にみられ,線維化や潰瘍を伴う肉芽腫性炎症性病変からなり,口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に起こりうるが,主に回腸より大腸右半に多く,小腸大腸型44%,小腸型28%,大腸型28%で,アメリカでも本邦でも同様の傾向である1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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