icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻11号

1990年10月発行

特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から

潰瘍性大腸炎

外科から

著者: 武藤徹一郎1 斉藤幸夫1 鈴木公孝1 沢田俊夫1 永井秀雄1

所属機関: 1東京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1415 - P.1420

文献概要

 潰瘍性大腸炎の外科的治療のタイミングが本邦でまじめに論じられるようになったのは,1980年代になってからであり1,2),それ以前は,内科的治療でお手上げとなった症例に,外科的治療が最後の手段として選ばれるという傾向が強かった.本症は,内科と外科の専門家が協力して治療にあたるべきであり,保存的療法の限界も,両者が合議のうえで決めるのが妥当と思われる.
 本稿では,外科の立場から,本症の保存的治療の限界についてのわれわれの考え方を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら