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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻11号

1990年10月発行

文献概要

特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から 乳癌

内科から

著者: 大川智彦1 喜多みどり1 田中真喜子1

所属機関: 1東京女子医科大学放射線科

ページ範囲:P.1584 - P.1587

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 乳癌手術の縮小化による乳房温存療法は患者のquality of lifeを守ろうとする考え方から,わが国においてもようやく本格的に取り入れられようとしている.乳房温存療法は乳房温存術(partial mastectomy,quadrantectomy, wide excision, lumpectomy etc.)と照射を相補的に用いることにより乳癌の根治を図ろうとするようなものであり,世界的にはほぼ確立してきている1,2).今回は,その適応と限界,特に局所再発について考察し,本法の有意性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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