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特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から 下肢静脈瘤
外科から
著者: 小谷野憲一1 阪口周吉1
所属機関: 1浜松医科大学第2外科
ページ範囲:P.1671 - P.1674
文献購入ページに移動 下肢静脈瘤といえば,通常は原発性静脈瘤(primaryvaricose veins)のことを指し,本稿もこれを対象として述べる.本症に対する根治的療法は,その病因からみて外科手術以外にはなく,保存療法だけで本症を完治させ得るものではない.しかし,手術には自ずからその適応があり,適応から外れた場合に保存療法が果たす役割は無視できない.本稿では,下肢静脈瘤に対する保存的療法の役割と限界,手術に踏み切るタイミングを中心に,外科的立場から本症の治療方針について述べる.
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