icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻11号

1990年10月発行

文献概要

特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から 下肢静脈瘤

外科から

著者: 小谷野憲一1 阪口周吉1

所属機関: 1浜松医科大学第2外科

ページ範囲:P.1671 - P.1674

文献購入ページに移動
 下肢静脈瘤といえば,通常は原発性静脈瘤(primaryvaricose veins)のことを指し,本稿もこれを対象として述べる.本症に対する根治的療法は,その病因からみて外科手術以外にはなく,保存療法だけで本症を完治させ得るものではない.しかし,手術には自ずからその適応があり,適応から外れた場合に保存療法が果たす役割は無視できない.本稿では,下肢静脈瘤に対する保存的療法の役割と限界,手術に踏み切るタイミングを中心に,外科的立場から本症の治療方針について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?