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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻12号

1990年11月発行

文献概要

臨床報告

肺癌小腸転移による腸重積の1例—本邦報告64例の検討

著者: 森本芳和1 山崎元1 山崎芳郎1 坂本嗣郎1 桑田圭司1 小林曼2

所属機関: 1大阪厚生年金病院外科 2大阪厚生年金病院病理

ページ範囲:P.1815 - P.1819

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はじめに
 近年,肺癌は急激な増加傾向にあり,他臓器癌に比べしばたば早期に遠隔転移を起こす悪性度の高い癌の1つである.肺癌の遠隔転移臓器としては,肝,骨,副腎,脳などが多く,小腸への転移は稀である.今回われわれは,腸重積により発症した肺癌小腸転移症例に対し,小腸転移巣切除後,二期的に肺原発巣を切除しえたので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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