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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻13号

1990年12月発行

文献概要

膵臓手術の要点—血管処理からみた術式の展開・6

慢性膵炎の手術

著者: 加藤紘之1 田辺達三1 下沢英二1 児嶋哲文1 奥芝俊一1 中島公博1

所属機関: 1北海道大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1903 - P.1905

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はじめに
 慢性膵炎に対する手術は疼痛の除去を主目的として行われるが,その適応を決めるにあたっては外科医のみならず,内科医,精神科医との協力体制のもとに合議されるべきである1).また,術後の社会復帰などについて,ケースワーカーとの連絡も密にしておく必要がある.
 胆管狭窄,膵仮性嚢胞,動脈瘤,門脈閉塞などの合併症を有する場合は,疼痛の有無にかかわらず,手術あるいは他の治療法の適応を判断することになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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