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臨床報告
腹壁再建を要した隆起性皮膚線維肉腫の1例—腹壁広範囲切除とTFL m-c flapによる再建
著者: 吉田秀也1 白井洋司1 百束比古1 文入正敏1 青木見佳子2 望月功3 土屋嘉哉3
所属機関: 1日本医科大学形成外科 2日本医科大学皮膚科 3東戸塚記念病院外科
ページ範囲:P.1933 - P.1935
文献購入ページに移動隆起性皮膚線維肉腫(Dermatofibaosaacoma pro-tuberans;以下DFSP)は,皮膚科領域では必ずしも稀な疾患とはいえないが,初期治療を誤ると再発をくり返し,治療に難渋する皮膚腫瘍である.今回われわれは,下腹部手術創瘢痕上に再発をくり返したDFSPの1例を経験し,広範囲摘出,および腹壁再建を施行したので,文献的考察を加え報告する.
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