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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻3号

1990年03月発行

文献概要

特集 新しい手術材料—特徴と使い方

ドレーン

著者: 中村光司1 羽生富士夫1 吉川達也1 吾妻司1 小川佳子1 竹田秀一1 平野宏1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科

ページ範囲:P.291 - P.298

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 消化器外科手術におけるドレーンの使用目的には,治療的ドレーン(therapeutlc drain),予防的ドレーン(prophylactic drain),情報ドレーン(information drain)の3種があり,われわれは日頃これらの手段を目的に応じ使いわけ治療にあたっている.ドレーンの材質や構造も用途に応じて新しいものが登場してきているが,本項ではわれわれが日常臨床で使用しているものを中心に取り上げた.われわれが繁用するドレーンの材質はシリコーンラバー製のものが多く,ペンローズドレーンやデュープルドレーン,トリプルルーメンカテーテルなどである.今回はこれらドレーンの特徴と留置および管理方法を症例を呈示して述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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