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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻3号

1990年03月発行

文献概要

一般外科医のための形成外科手技・15

マイクロサージャリーの基本手技

著者: 山田敦1

所属機関: 1東京大学医学部形成外科

ページ範囲:P.341 - P.346

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はじめに
 現在では手術用顕微鏡が広く普及し,ほとんどすべての外科系領域で広くマイクロサージャリーが応用されている.マイクロサージャリーは,その扱う組織や外科手技の相違により次のごとく分類される.①手術用顕微鏡下に組織の剥離をする.(microsurgical dissection) ②手術用顕微鏡下に微小血管を吻合する.(microvascular surgery) ③手術用顕微鏡下に微小神経を縫合する.(microneuro-surgery)
 このうちでmicrosurgical dissectionは,最も広く行われている手技で,脳神経外科における脳腫瘍の剥離,耳鼻咽喉科における鼓室形成術,眼科における白内障や角膜などの手術に利用されている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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