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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻3号

1990年03月発行

文献概要

臨床報告

所属リンパ節にサルコイド反応を認めた早期胃癌の1例—その病理学的解析と文献的考察

著者: 日馬幹弘1 木村幸三郎1 小柳泰久1 鈴木和信1 斉藤伸一1 海老原善郎2

所属機関: 1東京医科大学外科 2東京医科大学病院病理部

ページ範囲:P.363 - P.366

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はじめに
 各種悪性腫瘍の所属リンパ節には,稀にサルコイド様肉芽腫(サルコイド反応)を認めることが知られている.これらの多くは,進行癌において認められ,早期癌ではあまり報告がない.著者らは,早期胃癌にサルコイド反応のみられた症例を経験し,本邦での早期胃癌における合併例6例とともに,臨床病理学的検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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